The 1on1 shop B-collector

超Ｂ級新春キャンペーン（その後）

　

　

　

　

「ありがとうございましたー！」

　

　

　

　

　

　

「お待ちどうさまで〜す！。次のお客様どうぞ！！」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　

　

　

　　　　

　　　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　

　

　　　　　　　　　　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　　　　　　　　　　　　　　　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・えー・・っと」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ラーメンマンさ・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　「早乙女です。」

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

　

「ところで、例の超Ｂ級新春キャンペーンの評判が
物凄くいいんですよ！どこかＴＶや雑誌で取材に来ないかなぁー」

　

　

例の超Ｂ級新春キャンペーンのゲーム↓

　

「来る訳ないじゃん。　まーＵＦＯキャッチャーのクレーンの先にハサミつけて
カットしてりゃ取材来るんじゃないの？　ってか、今日こそ髪型なんとかしてくんない。
昨日出勤したら、バイトの子に『激シブいっすね！まちゃまちゃですか！』
って言われちゃったよ。奴ら平成生まれは、ラーメンマン知らねーんだ！！」

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「！！！。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「じゃあ早速、クレーンの先にハサミつけて」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　「普通に切ってよ。」

　　　　　　　　　　　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「2007年最新ヘアー！クレーンカット」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　「絶対、流行らないな。　ってか、危ねーよ！」

　

　

　

　

　

　

「まーこの業界のネーミングセンスなんて、そんなもんですよ。
デジタルパーマとかマジでビックリしたもん。ホットロッドの温度管理をデジタルで
正確に制御することからこのネーミングになったらしいんだけど、その論理からすると
ＣＭでよくやってる温度管理をデジタルで正確に制御管理してるアサヒのスーパードライは
デジタルビールになるんですね。これほど2進法無視したデジタルも珍しいです。」

　

　

「そのうち意味なく、ブロードバンドパーマとかＳＮＳカットとか出てきそうだな。
そんな事より早く髪型なんとかしてよ。今年になってから社員食堂で頼んでもないのに
ラーメンが俺のテーブルに運ばれて来るんだ。　昨日の昼飯もラーメンだよ。」

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

「そうですね・・・わかりました。準備するんで、ちょっと待っててください。」

「おっ？やっとやる気になったか！」

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガサゴソ　ガサゴソ

　

　

　

　

　

　　準備中です。

　

しばらくお待ちください。

　

　

　

　

　

ガサゴソ　ガサゴソ・・・・・・

　

　

　

　

　

　

　

　

「お待ちどうさまー！」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　「・・・何ですか？」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　「コホー、コホー。」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「コホー、コホー。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　「あ、なんか急に頭が・・・。」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　「んじゃ、ＵＦＯキャッチャー使ったクレーンカットでいいよね！」

　　

　　　「うん。もうなんか頭痛いし、なんでもいいや・・・」

　

　

　

　

　

　

　　　「あははー！チョキ、チョキ、チョキーーー！！」

　　

　　　「うははー！あれー？なんか刺さってる？外部の痛みで頭痛が和らいでいくよ！！」

　

　

　

　

　

　

　　　「よし、完成！」

　　

　　　「お、早いね！　見せて、見せて！！！」

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「モンゴルマンカット。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　「・・・・・・。」

　

　

　

　

　

　

　　　　　　　　　　　　おしまい

（このドラマは一部フィクションであり、登場人物、団体名等は
全て架空の妄想の電波的なインターネット上のアレです。）

　

　

　

　

　　　　*次回予告*

ラーメンマンヘアから最新技術クレーンカットによりモンゴルマンヘアに
変身した早乙女（仮名）君。「キン肉マン」を知らない人には全く意味の
分からない電波な展開は、果して軌道修正できるのか？
と言うか、これ見て新規でお客様は来るのか？
固定客は減らないのか？店のローン返済は終わるのか？

　

　　次回「壁を取り払え！」

　

様々な不安を残しつつ、今宵も僕のハサミはロックを刻む。

　

　

　

〜追伸〜
新春キャンペーン「超Ｂ級ＵＦＯキャッチャーゲーム」
1月4日〜1月31日まで大人気で実施中。
Ｂ級な皆様のお越しをお待ちしております！！

　

　

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